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閉塞性動脈硬化症の検査と治療

足のしびれが閉塞性動脈硬化症によるものかどうかを調べるためには触診が行われます。
触診は、足の付け根、膝の後ろ、くるぶしの内側、足の甲にある動脈を触り、脈が触れているかどうかを検査します。
脈を感じなかったり弱かったりすると、足の動脈が詰まっているという判断になります。
足首の血圧を測って、腕の血圧との差で血管が詰まっているかどうかを調べる検査もあります。
腕の血圧より足首の血圧が低いと、閉塞性動脈硬化症を疑います。
閉塞性動脈硬化症だと診断が出ると、治療するための検査を次に行います。
超音波、CTスキャン、MRIなどで血管の詰まっている状態を調べていきますが、これらの検査は外来でできるので入院の必要はありません。

閉塞性動脈硬化症の治療法には、「保存療法」と「血行再建」の二つがあります。
症状の状態が1期~2期であれば、保存療法が行われます。
保存療法の内容は、薬物療法や運動療法です。
薬物療法では、足の血流を改善するために血管を拡張させる薬を使い、運動療法は、無理のないくらいの距離を歩きます。
歩く事で血管が閉塞してできた側副血行路という細い血管が発達して血流が改善され、足のしびれもなくなります。

状の状態が3期~4期の場合は血行再建を行います。
血管内治療やバイパス手術で血流を回復していくというものです。
血管内治療は、足の付け根から先端に風船のついた細い管(カテーテル)を入れて、閉塞した血管の中で風船をふくらませて血管を拡げます。
また、金属製の管(ステント)を閉塞した血管の中に埋め込んで拡げる方法もあります。
どちらも入院は2~3日間です。
局所麻酔のみでメスを使わずに治療ができるので、注目されている治療方法です。

バイパス手術は、患者本人の静脈の一部または人工血管を、閉塞した血管の中枢側と末梢側に縫い付けて新しい血流の路を作り、血流を回復させるという手術です。
血管が再び詰まる可能性は低く、もっとも多く行われている治療法です。
ただ全身麻酔を行うため、入院期間が長くなります。

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