腰痛や足のしびれからくる坐骨神経痛は病気の名前ではありません。
他の病気に伴って発症する症状の事をいいます。
坐骨神経痛が発症した場合は、何か腰が関係する病気を持っているという事になります。
そしてその病気を治さなければ坐骨神経痛も改善されないでしょう。
坐骨神経痛が出たら、まずどの状態にすると腰の痛みや足のしびれがくるのか確かめる必要があります。
症状が、腰を曲げた時に起きるのか、腰をそった時に起きるのか、足が地面につく時に起きるのか、その状態によって発症している病気が違ってきます。
自分の症状が把握できていると、病院で診察を受けた時にきちんと説明ができ、比較的早く病気の特定ができるでしょう。
しかし症状がひどい時には、無理せず安静にする事が第一です。
坐骨神経痛を引き起こしている病気の原因には、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、腰椎すべり症、腰椎分離症などがあります。
病院では、まずX(エックス)線検査が行われます。
さらに細かな情報が必要な場合に応じて、骨以外の状態がわかるCT検査やMRI検査を行うことになります。
造影剤を使う場合もあります。
こうした検査によって病気が特定できたら治療法を決めます。
西洋医学、東洋医学、民間療法などさまざまな治療法があり、整形外科、カイロプラクティック、鍼灸院、接骨院、整体院などの施設で治療が受けられます。
どの治療法にも長所と短所があります。
かかりつけの病院の先生や病気を経験している人に相談したりして、自分が納得した方法を選びましょう。
ただし、日本ではまだ医療行為として認められていないカイロプラクティックや整体院などは、民間療法にあたります。
健康保険の対象外となり、全額実費となりますので注意してください。
坐骨神経痛の治療は、何度も通院する必要があります。
治療に民間療法を選ぶ場合は、必要経費の準備もしておきましょう。